気になる腰の痛みについて知ろう

医師

われわれ人類のはるか遠い祖先は4つ足歩行でした。それが進化して2つ足歩行になり、現代に至るまで2本の脚で体重を支え、歩くことがどこかに負担をかけているのかもしれません。それが腰だとしたらどうでしょうか。腰の痛みがあると歩くのも、座るのさえも困難になってしまいますよね。

腰という漢字の中に要(かなめ)という字が有るように、腰椎は体躯の重要な部分です。慢性的な腰痛の症状でお困りの方も多いことでしょう。腰の痛みと言えば真っ先に思い浮かべるのはぎっくり腰、椎間板ヘルニアなどですが、体重や力が常に加わる部位だけに、なかなか痛みや腰の違和感が緩和されない、という声も多いものです。特に女性は、婦人科系の不調からくる腰の痛みも他人事ではありません。気になる腰の痛みについて、取り上げて行きたいと思います。

注目!コラム ・・・ 脊椎専門の「東京腰痛クリニック」に伺いました!

疾患の確定診断から治療へは、最低限3つの検査を実施していかなければ、治療のミスリードがおきます。

その1 レントゲン:骨の概観に見ていくのに強い検査
その2 MRI:主に神経を中心とした内容を見ていくのに強い検査
その3 CT:主に骨の形や、ヘルニアなどが硬く骨のようになってしまっていないかなど見ていくのに強い検査

例えば、レーザー治療を考えていくのであれば、MRIとCTを撮影しなければ、そのヘルニアの性質をしっかりととらえていくことができません。
ヘルニアが骨化しているものなのか、そうでないのかの区別をつけることは、レーザーの照射ということにおいては非常に重要な意味を持っているからです。
術後の成績をまちがいなく2分してしまいます。

従って、MRIだけでは仮にヘルニアが骨化(骨のように硬くなってしまっている状態)していた場合には、いくらレーザーを照射したとしても、そのヘルニアに対して、なんら変化をさせることはできないのです。
つまりは、無意味な治療をしていることになってしまいますし、症状の軽減を図ることは期待できないと思います。
そうならないためには、適切な検査を行い、総合的に病態を分析、診断していくことが重要です。その適切な診断によって初めて、治療の方法を導き出せるのです。

病状に最適な器機を駆使して疾患に臨む診療のシステムが非常に重要なのです。

余談ですが、仮に、大学病院を初めて受診をされたとしますと、実際の治療、手術などに至るためには、幾度となく検査も予約をして、結果説明を受けて、また別の検査をして・・・という具合に、最低5から6回は病院に足を運ばなくてはなりません。
この膨大な時間を脊椎ドック指定機関では、1回のドックの受診で、極端な例では、次回は手術を予定できるといったスピードのシステムになっています。

2013年08月05日 掲載

東京腰痛クリニック公式サイト

その他の記事

pagetop